株式会社フクシマキカク

  • 今、地球上のあらゆるところで散見する気候変動は人間の生活に大きな驚異となっています。 産業革命以降、化石燃料を使った便利で効率的な機械の開発は、資源の枯渇という問題を産み そして、少しずつ人間の目に見える形で禍が起こしているのは明白です。

     

    しかしながら、その反省に立ち、再生可能エネルギーを活用した二酸化炭素の抑制の努力は残念ながら 全世界的な規模では足並みが揃っていないのが現状です。 こんな時代だからこそ、たった一人の小さな小さな努力が必要なのです。 一人一人が出来ることから取り組んで行く細かな努力が最も大切なのです。

     

    2013年10月「水銀に使用禁止の世界会議」が熊本県水俣で開催され、水銀の輸出入が禁止され、水銀を使っている商品(体温計・蛍光灯・電池等)の製造できなくなります。




    また、業務用冷凍空調設備に使用されているフロンガスについては「フロン排出抑制法」が2015年4月に施行され、施設管理者に対し、厳しい管理義務や罰則まで発令されています。しかし、この様に罰則があるからとか、規制があるから言う理由では改善しないと思っています。

     

    過去、私が学んだ「公害問題」は国や国民全体が健康でクリーンな環境を強く望み、全体でその実現に全身全霊邁進し、結果、綺麗な自然を取り戻したり、公害を出さない製造技術が生まれたりして公害を克服致しました。



    今、我々は、「地球環境が 待った無しの劣悪な環境に追い込まれている」という事をもっと身近に感じ、従来と違った考え方で、この問題に対処する必要性があると強く感じています。

    例えば、海外では21世紀は「クリーンエネルギー」の時代として活発な活動なされていますし、日本政府の(経済産業省)では2030年「0」エネルギーを掲げ、課題解決に邁進しようとしています。この事を真に実現する為には、従来の考え方や対策では、全く対応不可だと思います。抜本的に考え方を変え、思い切った対策が必要になります。ここに各経営者様の強い意志が必要になります。

     

    弊社は、この「0」エネルギーに向けた第一歩の対策を弊社提案の「照明・空調設備主体」で70%以上の消費電力削減するご提案を是非ご提供させて頂きたく考えています。そして、少しでも「クリーンな環境を若い世代にバトンタッチ」できればと考えております。

    この弊社の思いをご理解頂き、共に地峡温暖化防止実現に向けご協力を賜れば最高の喜びです。

    どうぞ、一人でも多くの経営者様のご協力を切にお願い致します。(2016年6月 フロン排出抑制法に基づくフロン取扱認定資格を取得)



    株式会社フクシマキカク 代表取締役社長 福島 孝一

社名 株式会社フクシマキカク
業種 オゾン除菌脱臭器、LED照明販売
所在地 〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-21-8
TEL 0466-34-7560
FAX 0466-77-4200
URL https://www.fukushima-kikaku.com/
配送 全国
配達 なし
担当者 福島  孝一

新着情報

営業時間9:00~18:00 休業:土日曜日

上記 URLをクリックすれと「オゾン除菌脱臭器」の機能説明が動画説がで、ご覧いただけます。
音声を再生する
株式会社フクシマキカクは、オゾン除菌脱臭器・LED照明などを取り扱っています。

藤田医科大の「低濃度オゾンガス」でコロナウイルスの不活性化を発見(世界初)
藤田医科大学の村田貴之教授が人体に安全な低濃度オゾンガスで新型コロナウイルスを不活性化できる事実を世界で初めて発見しました。

藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98)の村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)らの研究グループは、低濃度(0.05または0.1ppm)のオゾンガスでも新型コロナウイルスに対して除染効果があるということを、世界に先駆けて実験的に明らかにしました。

この発見により、医療施設や公共交通機関など人が集まる場所でも常時、人体に許容される濃度でオゾン発生器(低濃度かつ適切な濃度管理が維持できる機器)による新型コロナウイルス感染防護のための使用が可能となります。藤田医科大学病院では既に導入済みのオゾン発生器を使用して、病院内の待合所や病室などでの感染リスクを低減させる取り組みを、9月初旬より開始いたします。



研究の背景

オゾンガスは多くの病原体を不活化する効果があることが知られており、新型コロナウイルスにも効果があることがすでに報告されています。しかし、既報の実験は、1.0〜6.0ppmという高濃度のオゾンガスを使用しており、人体への毒性が懸念されていました。

今回、本学の村田教授研究グループは、人体に許容される低濃度(0.05と0.1ppmで実験)でもオゾンガスが新型コロナウイルスに対して除染効果があるということを明らかにしました。感染拡大の抑制・予防に向けての基礎的なエビデンスになると考えます。





実験方法と材料



1.新型コロナウイルスのウイルス液をステンレスの担体に付着、乾燥させ、アクリル製の気密容器に納めます。気密容器内には、オゾンガス発生装置、オゾンガス濃度測定装置、温度計、湿度計を入れており、システムによって0.05または0.1ppmで予め定めた時間までウイルスが付着した担体をオゾンガス処理します。オゾンの暴露量は、濃度(ppm)と時間(分)の積算であるCT値を基準としています。



2.処理が終了したら、ステンレスに付着したウイルスを培養液で縣濁、回収します。さらに回収したウイルス懸濁液を適宜希釈してVeroE6/TMPRSS2細胞に感染させ、tissue culture infectious dose 50(TCID50)という指標を算出します。TCID50は感染性ウイルス量の指標です。同じ条件で2つあるいは3つの独立した試行を行い、平均値をとりました。



・VeroE6/TMPRSS2細胞は、Japanese Collection of Research Bioresources Cell Bank(JCRB)より入手しました。ウイルスは神奈川県衛生研究所より正式な手続きを経て譲渡を受けた新型コロナウイルスを、VeroE6/TMPRSS2細胞で増幅し、実験に使用しました。

・全ての実験は、藤田医科大学内に設置されたバイオセーフティーレベル3(BSL3)の実験施設において、適切な封じ込め措置をとりながら行いました。実験後は、全ての器具、試薬を高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)により完全に滅菌しています。






実験結果



右グラフは、湿度80%・55%の環境におけるそれぞれのTCID50の平均値を示したものです。

湿度80%では、日本の作業環境基準であるオゾンガス0.1ppm処理でもCT60(10時間後)で4.6%までウイルスの感染性が低減しました。より厳しいアメリカ食品医薬品局の基準であるオゾンガス0.05ppm処理で5.7%までウイルスの感染性が減少しました。 

湿度が55%では、オゾンガスによる除染効果が減弱しましたが、オゾンガス0.1ppm処理では、CT24(4時間後)で53%まで感染性が半減しています。





※日本産業衛生学会は、作業環境基準としてのオゾン許容濃度を0.1ppm(労働者が1日8時間、週40時間浴びた場合の平均曝露濃度)と勧告しています。





考察

人体に無害とされる濃度のオゾンガスであっても、新型コロナウイルスの感染性を抑制する効果があることが、実験によって証明されました。特に湿度の高い条件では効果が高いことも明らかになりました。本研究は、特に湿度の高い部屋において、人がいる環境であっても継続的に低濃度オゾンガスを処理することで、新型コロナウイルスの伝播を低減できる可能性があることを示唆する世界初の基礎研究となりました。

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